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奈良県桜井市粟原の二つの物語(おおはら おうばら)

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こんにちは
今回は、桜井市の粟原(おおはら おおばら おうばら)からです。
近鉄大阪線、大和朝倉駅で下車、忍坂街道を超えます。
え?忍坂街道、日本書紀 万葉ロマンの話では?と思われた方
誠にすみません!!
忍坂街道のお話は、記事やYouTube、にたくさん上がっているので
そちらで見ていただければと思います。

忍坂街道は、とても綺麗に整備され、昔の風情、景観が素敵な場所でした。

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そして、歩くこと約1時間半到着です!!


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粟原寺跡・天満神社へは上りの坂道がかなりキツくへとへとでした。

しかし、振り返ると、素敵なだんだん畑が広がります。

この粟原には二つの物語を簡略してご紹介します。
*松尾長者のミイさん* 
松尾長者さん宅にヘビがうまれ、名はミイさんと名付け大切に育てていました。
ある年の日照りの続く干ばつに、雨を降らしてほしいとそのミイさんにお願いし庭に放すと、
願いがかない、雨を降らしてくれました。
大変喜んだ村の人たちは、ミイさんの祠を建て祀っり、松尾長者は大繁盛となったお話です。

日本のお話にはヘビ、龍は水の神として、いろいろな形でお話があるそうです。
そして実際に祠で祀られている場所が多いです。
今は、水道の蛇口をひねると神のさまが現れます。 
もうおわかりだと思いますが、蛇口の蛇です(w)
ヨーロッパでは、
ライオンの口から水が出るモニュメントがあるそうですが、
ライオンは水の神さまだそうです。
また、人間から蛇が生まれるお話は世界中にあるそうです。
蛇は見ためが気持ち悪いので邪悪なものに象徴されるかとおもわれますが、
その正反対の神の遣いと言われることも多いようです。
脱皮を繰り返すので、永遠の生命の象徴とも。
妖怪話にも出演し、抽象絵画にもひっぱりだこのヘビ。
世界のヘビのお話を集めると、かなりおもしろいかもしれませんね。
私は蛇、爬虫類系は大の苦手です。

*鶴の塔*
村のある主人が、弱った鶴を救って助け世話をしました。
無事に回復し、飛びだちました。
ある日、その鶴が曼荼羅を落としていきました。
それは、鶴の羽で一枚一枚丁寧に織られたものでした。
そして、村の主人は鶴の供養のために十三重の塔を建てたというお話です。
どちらのお話にも、実際の祠、塔があるようなのですが、わかりませんでした。
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桜井市粟原はとても美しいだんだん畑が広がります。
私が、訪ねた時は秋の終盤でしたが、
春の桜の景色は綺麗だと思います。
車は宇陀の国道を通る通過点
急な坂道が現れると、
そこは多分、粟原だと思います。
残念ながら、車の止めるとことがありません。
歩いて散策すると、思わず自分だけの世界を見れると思います。
この大和朝倉周辺は寺院、宮跡もあるので、時間と体力に余裕を持って訪ねてくださいね。

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by frui2 | 2022-03-04 00:00 | 桜井市 | Trackback | Comments(0)

奈良県の物語の世界をてくてく歩きながら見たことをブログに書いています。


by SAYOKO
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